アカマタ

基本データ

アカマタ
アカマタ(徳之島 8月)

和名:アカマタ
分類:爬虫網 有隣目 ヘビ目 ナミヘビ科 マダラヘビ属
学名:Dinodon semicarinatum
大きさ:全長80~170cm(最大200cm)
分布:奄美諸島・沖縄諸島

アカマタの分布図

アカマタの分布図
アカマタの分布図

アカマタの生態

アカマタは大きな個体では2mを超え、肉食哺乳類のいない琉球諸島において、ハブとともに生態系の頂点に君臨する生き物です。

マダラヘビ属(Dinodon)というグループに属するヘビです。しかし同属のヘビと比べると、シロマダラ(70cm程)、サキシママダラ・アカマダラ(100cm程)と、アカマタは圧倒的な大きさを誇ります。

この理由として、本来生態系の頂点に君臨するはずの肉食性哺乳類が奄美沖縄にはいないため、その地位に君臨すべく大型化したと考えられます。

また、奄美沖縄には、ナメラ属(アオダイショウやスジオ類など)といった、ネズミや小鳥の獲物を呑み込むヘビがいないことから、その生態的地位に入り込むため、大型化したという理由も考えられます。

マダラヘビ属はナメラ属に比べて体列鱗数が少ないため、獲物を呑んだ時に皮膚が伸びにくく、トカゲやヘビなど細長い爬虫類を餌として好む種が多いのですが、アカマタは、あらゆる生き物を食べ、マダラヘビ属が好むヘビやトカゲを中心に、カエルや、小鳥・ネズミまで、何でも食べてしまいます。

体を大型化させることで、マダラヘビ属が本来食べるのが苦手な太い獲物も呑み込めるよう進化したのでしょう。

アカマタに毒は無い

アカマタは、写真からもわかるように赤と黒のハデな色合いをしています。派手な生き物は警戒色で毒がある!と思われがちですが、アカマタに毒はありません。

何でも食べますが、特に爬虫類を好み蛇食性があるので、ハブすら食べてしまうと言われます。

…とはいえ、ヘビがヘビを食べる時、大きい方が小さい方を食べるので、ハブが大きければ逆にアカマタが食べられてしまいます。アカマタが最も好物とするのが爬虫類で、ハブの好物はネズミなどの哺乳類なので、アカマタの方が積極的にハブを捕食しやすい、ということはあるかもしれません。

アカマタ

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