6月6日。東京都日の出町の秋川支流の小さな小川にて。
この日はとても暑く、涼を求め、この浅い小川にやってきたようだ。最初、見つけた時は、だるそうに小枝に首をおいて、舌を何度も出し入れしながら前進を水につけていた。
最初の写真では、あたかも大自然の中にいるように見えるが、実は住宅地の中の護岸工事された、自然度も高くなく、景観もけしてよろしいとはいえないような川。
しかし、アオダイショウを探すには、山や深い森に入るより、むしろ郊外の住宅と自然が隣接しているような場所の方が適している。
「ヘビ探し」を行うと、最もポピュラーなイメージのアオダイショウには意外と出会わないことがあったりするが、それは、気合を入れて探す場合、自然度の高いフィールドに赴くからだ。
つまり、特に自然に行かず、蛇など好きではない人にとって、一番出会いやすい蛇はアオダイショウだが、普段から自然に良くいく人にとっては、シマヘビやヤマカガシの方が、出会う割合は多いだろう。
この個体については動画も撮影しているので、興味のある方は、YouTubeもご覧いただきたい。