幻のヘビ・サキシマバイカダ(宮古島産)に遭遇 【宮古島2】 

宮古島探検1の続き

サキシマバイカダ

サキシマバイカダ
サキシマバイカダ(宮古島 7月)

サキシマバイカダの棲息地

サキシマバイカダ(Lycodon ruhsstrati multifasciatus)は、宮古諸島(宮古島・伊良部島)、八重山諸島(石垣島・西表島)に分布する日本固有亜種。環境省のレッドリストではNT(準絶滅危惧種)として記載されている。

本土に棲息するシロマダラに近縁とされている。基亜種は、台湾・中国東部~南部に棲息するタイワンバイカダ(L.r.ruhstrati)。

宮古島産サキシマバイカダの特徴

八重山諸島産と宮古諸島産では、背の黒い斑紋のパターンが異なる。

八重山諸島産の黒い斑紋は、頸に近い部分では幅が広く、尾に近くなるにつれて徐々に狭くなるのに対し、宮古諸島産は、頸付近の黒い斑紋の幅は八重山諸島産に比べて狭いが、その幅は尾に近くなってもあまり狭くならず、全体的にほぼ均等となる。

八重山諸島産の斑紋パターンは、宮古諸島産よりも、むしろ基亜種タイワンバイカダに似ているともいえる。

サキシマバイカダの食べ物

主にトカゲ類を専門に食べる。ヤモリ類・サキシマキノボリトカゲ・サキシマスベトカゲを好んで食べる。

サキシマバイカダのすみか

森林やその周辺に棲む。主に樹上に棲む蛇で、そのため以前は非常に発見例の少ない蛇であったが、近年になり地上でも目撃されることが多くなった。

開発の影響で、木が少なくなり、地上に降りてくることが多くなった、とも言われている。

今回、宮古島で出会った個体について

サキシマバイカダ
サキシマバイカダ(宮古島 7月)

写真の個体も、開けた林道の落ち葉の堆積した地上で発見した。サキシマスベトカゲを狙って地上に降りてきたのかもしれない。

しかしこの林道では、ミヤコヒキガエルが、誤って踏んでしまいそうになるほど大量に歩いており、幼体など小さな個体であれば、カエルに食べられてしまうのではないかと、心配になった。

ミヤコヒキガエル
ミヤコヒキガエル

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