奥多摩いこいの路 〜クマタカ舞う空の下で〜

クマタカ
クマタカの飛翔

1.奥多摩いこいの路

「奥多摩いこいの路」とは、奥多摩湖南岸を小河内ダムから「山のふるさと村」にかけて湖畔沿いに歩く約12kmの遊歩道。

アップダウンが無い「登らない山」で、木々の葉の間から時折見える美しい湖面を眺めながら、ゆったりと散策できます。

うっそうとした杉林を抜けるとさわやかな落葉樹の林、樹上から聞こえるキビタキやオオルリのさえずり、ふと地面を見るとリスやアカネズミの食べ残したクルミ…と、さまざまな生命との出会いがあります。

2.行程

8時に小河内ダム駐車場をスタートすると、11時頃にはあずま屋とトイレがある見晴らしの良い昼食地点につき、2時台にはゴールの山のふるさと村に着きます。

ただ、ふるさと村から「真のゴール」であるバス停までも3kmほどある(疲れた足腰にこの3kmがキツイ)ので、全行程15kmほどになります。バス停の時刻表は山のふるさと村にあります。

ダムから「いこいの路」へ。

小河内ダム

いこいの路入り口

「付近でクマの出没がありました」の注意が。逆に、この看板が無い時の方が珍しいので、まあ常にクマに遭う危険があると思っておいて間違いないでしょう。熊鈴は必携(僕は、クマに逆に会いたいくらいなので、あえて鈴はつけませんが・・・)

3.生き物

イワツバメ

小河内ダムのあずま屋の屋根に巣をつくるイワツバメ。ダム周辺でも、イワツバメ、スズメ、トビ、カワウなど各種鳥類を観察できます。

ヤマツツジ

湖面をバックにしたヤマツツジがいたるところに咲いており、遊歩道を彩ります。

キビタキ(♂)

キビタキ(♀)

今回は鳥との出会いが少なく、このキビタキも遠い位置からしか撮影できなかった。

一眼レフFXフォーマット(フルサイズ)のNikonD750 に、ニコンAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR +1.4倍テレコンの420㎜相当での撮影。遠くの小鳥にはなかなか厳しい装備だが、まあそれなりに撮れたかな。

ヤマカガシ

でた!。今回唯一のヘビ、ヤマカガシ。若い個体。全長60cmくらい。

結構攻撃的な個体で、捕まえようとすると素早く何度も噛み付いてきた。

ヘビに1匹でも会えれば、とりあえずそのフィールドは成功と考える。

クマタカ

山の王者、クマタカ。空に豆粒程度にしか見えないくらい遠く、撮影装備的には厳しいが、天気が良かったので、クマタカらしい模様もしっかり記録できた。

ほとんど森の中を歩く行程で、たまたま木々が無い場所を歩いていた時に遭遇。森の中であれば木々で見ることができないので、運が良かったと思う。今回最大の成果。

ニホンザル

キャッキャと声が聞こえ、子供の騒ぐ声か?と思って行ってみたらニホンザルの群れ。あまり人を恐れている様子はなかった。

ドラム缶橋を抜ければ、終点のバス停。

奥多摩いこいの路は、木々や地面を注意深く見ながら歩くと、ありとあらゆる生き物に出会える、楽しい遊歩道です。

一方、山のように頂上があるわけでもなく、同じような景色が延々と続く、歩くことだけを目的にするとちょっと飽きてしまうかもしれません。

時間に余裕をもってスタートし、動植物に目をとめながら歩くのが、この道の楽しみ方だと思います。

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