東京の秘境・鳩ノ巣渓谷。アカクビナガオトシブミとアカマキバサシガメ。

奥多摩・鳩ノ巣渓谷

東京の秘境、鳩ノ巣渓谷。その圧倒される絶景とは裏腹に、子供やお年寄りでも散策を楽しめる歩きやすいウォーキングトレイルが整備されている、知る人ぞ知る自然癒しスポットだ。その渓谷美は、大自然に囲まれる奥多摩でも随一と評される。

東京から電車で1時間半で行けるこの鳩ノ巣渓谷周辺には、趣のある隠れ家的カフェや宿舎もある。駅前には無料の駐車場があるので車でも行きやすい。

さて、そんな鳩ノ巣渓谷だが、西多摩在住の筆者にとっては庭のようなもの。夏場などには軽くドライブがてら出かけたりする。自然の豊富な鳩ノ巣渓谷には、昆虫も多くいる。

アカクビナガオトシブミ

上の写真の昆虫は、オトシブミの中でも首がやたらとながいクビナガオトシブミの一種、アカクビナガオトシブミ。クビナガ族の中でも体が大きく、見ごたえのある種だ。

アカマキバサシガメ

これは、アカマキバサシガメ。ハエの一種を襲って体液を吸っている最中だ。

前足をよく見てほしい。カマキリの鎌のようになっており、獲物をガッシリと捕まえていることがわかると思う。

捕食性のカメムシは、獲物にしのびよっていきなり口器を突き刺して体液を吸う(人間の血を吸う種もいる)ことから、なんとなく嫌らしさを感じる人もいるかもしれないが、前足が水棲カメムシ(タガメやミズカマキリ)のように捕食者らしい形をしており、なかなかカッコいいと感じるのは筆者だけではないだろう。

飼育したら、なかなか面白そうな昆虫だ。

3件のコメント

ちょっと待てちょっと待て、おニイさん♫
オトシブミ、外産ちゃいますのん?
…ごめん。調子にのって最近まで流行ってたギャグ風に始めてみた。
いや、この冒頭の首が長~いヤツ、熱帯アジアかなんかの虫だとずっと思ってたけど、普通に日本にいるの?
しかも、東京に?
いやあ、知りませんでした。
なかなかの変顔昆虫だと思うが、この独特な姿形は小学生の頃の図鑑で記憶の中にかなりのインパクトを残してます。

>Godspeedさん
楽しい南国オトシブミ♪
・・・じゃないんですよこれ。東南アジアや南米なんかだと、ただ巨大なだけでなく、一部の部位が異常発達した異形な昆虫が多いですよね。
このオトシブミはとても小さくテントウムシより小さいくらいですが、
この長いクビをメカニカルに動かす姿はなかなか面白いです。メスはクビが短いです。
もうひとつのカメムシは、カメムシのくせにカマキリのようなカマを持って、ハエの仲間の体液を吸っているところです。こちらもある意味異形で、小さな昆虫もよくみると不思議な形をしているものですね。

思わず初コメしちゃいました(*^^*)
更新、頑張っているんですがどうしても上手く書けないのでスランプ中です(;´∀`)
ハマっているバイナリーとかオススメのお店とかレシピとか書いてます(*^^*)
ブログから繋がりとか出来たら私も凄く嬉しいので見に来て下さいね♪