スギタニルリシジミ、エイザンスミレ、シズカ 2014年4月 奥多摩

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4月13日 奥多摩。3月に降った大雪のため、まだ雪がたくさん残っていました。

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昆虫綱 チョウ目 シジミチョウ科  Celastrina siugitanii
スギタニルリシジミ

今回の目的はコレ。この時期に一瞬だけ現れる。
生息域も限定的なので、今回のように蝶屋と一緒でないとなかなか見かけることはないだろう…。

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スギタニの羽の表側。このチョウはとまってもなかなか羽を開いてくれない。
まだ体温が温まっていない時間帯だと広げてくれる。
よく羽を開いてくれる個体もおり(まだ温まってないのか個体差なのか)、それを狙うとこのように表が見られる。

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エイザンスミレ

よく見かけるタチツボスミレのような丸い葉ではなく、裂けた葉が特徴。エイザンは比叡山のこと。

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ヒトリシズカ

名前の由来は、花穂を静御前にたとえ、茎に一花穂がつくことから一人としたもの(フタリシズカに対して)。
野草・雑草は、そこいらに生えているちょっとしたものでも、どれも綺麗な名前がついているもの。
いわゆる貧乏草も、ハルジオン(春紫苑)、ヒメジョオン(姫女苑)だもんなあ。

2件のコメント

スギタニシジミの表の羽根の色、なんとも言えないね。
先日、世界で一番の昆虫標本の個人コレクターがテレビに出てたけど(標本集めるのに20億使ったんだって)、その貴重な蝶やらコガネムシに匹敵するくらいの何とも言えない色彩がそこにあるね。
野草の名前は面白い。
ホトケノザ(仏の座)、オドリコソウ(踊り子草)なども何とも立派なネーミングだね。
何気にブログトップの景色の画像が雪景色になってる。いつか行ったアノ野かな?

Godspeedさん
スギタニは写真だとかなり遠くから撮ってトリミングしたのでちょっと色が出てないところはありますが、そこいらにいるルリシジミと比べると素人目で見ても深いブルーで綺麗ですね。
野草はどれも綺麗な名前がつけられていますね。植物については全くの無知なのですが、最近は気になったものはハンディ図鑑で調べたりして少しづつ勉強してます。
ブログの背景はスマホからのやつですかね?それは冬バージョンで、まだ変えてなかったものですね^^;
このブログは、スマホとPCで別々に画像を用意しないとならないので、頻繁に変える場合はちょっとメンドウですね・・・。季節ごとに変えたらおもしろいと思ってたのですが、固定にするかな・・