石垣島遠征 2010年7月

セマルハコガメ。

今回のフィールドでは、過去に比べてセマルに会うことが非常に多かった。何頭出会ったか数えられないほどに。

ヤエヤマイシガメと共に、本当にカメにたくさん出会う旅だった。
しかし八重山に4日もいると、森に入るとカメが歩いている、という光景が当たり前になってくる。
このような、見るからに貴重そうな生き物に、普通に出会えるので嬉しくなってしまう。

一箇所に3頭一緒にいた。僕の気配に気づくと、ノコノコと散らばっていく。

セマルのいる森。乾燥に弱く、小川が流れる森などに棲むカメだが、今回は意外と水辺からやや離れた乾燥した場所で多く見た。

近づくと甲羅に顔をひっこめて出てこなくなる個体と、すぐに首を出して、必死に逃げようとする個体がいた。

だから、動きの遅いカメとはいえ、写真を撮るのは意外と難しい。かえって、すばやいトカゲのほうが、カサカサとすばやく動き、静止し・・・なので、静止したときに撮りやすいが。

近年個体数が激減しているというが、それでもこのように普通に出会えるので、ちょっと安心できる。

川の近くにあった怪しいくぼ地。

のぞいたら、白いカエルの卵がたくさん。よく見ると、それをオタマが食っている。
これはアイフィンガーガエルのオタマ!
アイフィンガーガエルとは、樹洞や竹の切り口などに卵を産み、オタマに親が餌としての無性卵を産む、子育てをするカエル。
見つけたときは感激したけれど、徐々に
「リュウキュウカジカガエルのオタマが、餌が無くてたまたま卵を食っているだけじゃないよな?」という不安が出てきた。調べると、リュウキュウカジカガエルでした。

近くには、既に上陸しているオタマも。

ほぼカエル状態のオタマ。

8件のコメント

Unknown
おぉぉぉぉ
ついに来ましたね石垣遠征
待ってましたー(*´艸`*)

やはり晴れているとキレイですね~。
いろんな生き物に出会えるといいですね

アイフィンアイフィン
楽しみにしてます

Unknown
王様扱いされてるGodspeedです。^^;
ドラクエじゃなくて、古代ギリシャ神話や伝統的なファンタジーの世界では比較的王様は勇者に旅の支度として立派なものを与えているよ。
まあ、大概旅の途中で盗まれたり、落としたりするもんだけど・・・(爆笑)

さて、わたしの勇者は今回、石垣で何に出会い、どんな経験値を積んできたか楽しみにしておりました。

オオヒキってのは、顔つきが凛々しいなぁ。こんなに違うものか。
身体もシャープで、これでは素早いってのもうなづける。
背イボの数も尋常じゃないね。昔の知り合いでケチミという女性の顔を思い出した。
丁度、こんな皮膚してた。

ヤエヤマイシは、正面顔が出来過ぎているから(スマイル党のマック赤坂か?)好きではないけど、飼っていくと面白い(丈夫で)かもしれない。

勇者は、久しぶり会ったらウェイト上げてたから、少し減量するように。(苦笑)

マリモさん
マリモさんに続き、自分も石垣遠征に行ってきたであります!川平湾は、前に石垣に行ったときは曇りがちでそこまで綺麗ではなかったけど、今回は見事に晴れて、観光ガイドブックに載っているようなのと同じ風景を、肉眼で見ることができて感激でしたよ!

今回は暑過ぎて、疲れてカメラも望遠とかあまり持ち歩かなかったので撮りのがしも多かったですが、色々と出会えましたよ!
アイフィンは、くぼ地に水のたまった場所にオタマがいて、それがたくさんある無精卵らしきものを食っていたので、おそらくアイフィンだと思うのですが・・・。すでに子ガエルになっているのもいたのですが、それでもちょっと判別がきわどい感じで。
リュウキュウカジカだったらショック・・・。いずれアップするので見てくださいね!

Godspeedさん
あの日はありがとうございました!さみしい一人旅だったもので、スネークフックとともに勇気もいただきましたよ!
ドラクエも、神話などで王様が勇者に武器などを与えるのに触発されて、昔の定番RPGのおきまりの出発シーンだったのですね。まあゲームバランスのため、最初しょぼい武器しかあげられないのはわかっていますけどね笑

今回の旅では、もちろんはぐれメタル級の経験値を持つイワサキワモンベニヘビ等の珍蛇にも会えなかったし、普通種中心ではありますが、まだ何度も八重山いったことのない僕にとっては、すべてが新鮮ですね!

オオヒキは、こちらだとアカガエルやトウキョウダルマと同じくらいすばやかったですね。あの巨大でたいしたものです。ロードキル個体も多かったですね。まるで、第64代横綱の負け姿のような死に様で。
しかし、このいぼいぼが、いい味だしているんですよね~。まあ自分の顔がこんなだったらちょっときついけど^^;

ヤエイシは、イシガメとはついているけれど、雰囲気は素朴さもないし、あまり人気の出るタイプではないですね。
どちらかというと、種は遠いけれどヌマヨコクビとか、そっち系の雰囲気な気がします。まるっこい顔といい、特徴の無い甲羅といい、丈夫さといい。ゆえに、飼っていると飽きてしまいそうな気が^^;
ただ、丹念に飼って慣らせば、非常に可愛いでしょうけどね。

さて、以前より無駄な肉もついてしまい、その重量は、少なくともレンズ3本分くらいはありそう。。。フィールドでは、いかに必要なアイテムを完璧にそろえ、それでいて荷物を最小限にとどめることが大事ですが、自分の場合はまず腹の肉がムダなアイテムのようです^^;
遭難時には多少のエネルギーにはなるか?笑

Unknown
お帰りなさい!
羨ましすぎる石垣遠征から無事帰っていらして、本当に羨まし・・・、お帰りなさいw

今後の記事UPにとても期待しておりますが、今日はその手に煌く「破蛇の剣」について質問をば♪

私も通販サイトで見て、一本手に入れようと思っていたんですが、問題はサイズです。
今まで自分で使った事がないので、目安が分からなくて・・・。

藪から引っ張り出すのには、90cmオーバー位あった方がイイかなぁ?なんて思っていたんですが、モンリヴェールさんの愛剣のサイズは如何ほどですか?

くろたまナイトさん
石垣はすばらしかったですよ!八重山は過去2回行きましたが、いずれも西表。石垣までいったら、やはり西表まで足を伸ばしたいなと思いますからね。ただ石垣は色々と便利だし安上がりだし、西表ほどの圧倒的な感じはないけれど、熱帯のマングローブなどを味わうことはできますし、いいですね!

破蛇の剣に関してですが、僕が今回もらったのは45cmで、リュックにもぎりぎりはいるサイズであるし、軽量だし、また短いので、例えば石をひっくりかえすときなどに柄の部分がしなったりしないので、とても使いやすかったです。
日本本土で蛇をとっている分には、短いので良いかなと個人的には思います。破蛇の剣が本当の力を発揮するときは、やはり対毒蛇戦ですが、マムシの射程では、45cmでも十分ですからね。

これがホンハブ相手ともなれば、90cmでも怖い・・・てなことになるのでしょうけど。
フックは僕は蛇相手というより、色々なものをつつくときに使ったり、今回の石垣だとキノボリトカゲをはたき落としたりにも使いました。

なので、僕は短い剣を愛好しますかね~。ツヴァイハンダーよりも、グラディウス派って感じですね笑
ただ、平均的には60~90cmまでくらいがちょうどよいのですかね。

ちなみにスネークトングも持っていますが、これはたとえば鎌首をもたげて静止している毒蛇をとるならいいけど、逃げ行く蛇を捕らえるには不向きですね。実際、ほとんど使ってません^^;

エビ
ただいま!無事帰ってきたよ。
海は、日本百景だかに入っている川平湾で、絵葉書やカレンダーに写っている風景がまさに目の前にある感じで大変綺麗だった。ここにきたのは2年ぶりくらいだったけれど前回は曇っていてあまり綺麗ではなかったので、今回はすばらしかったよ。

野鳥長靴は、おそらく僕が石垣についたころに、家に届いたらしい^^;;;
おかげで今、うちは長靴だらけになってしまった。まあ消耗品だから、いくつあってもいいけどね!

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