黄金のオタマジャクシを発見。アルビノ?カエルになったらどうなる?

黄金のオタマジャクシ

黄金のオタマジャクシを発見!

毎朝、東京都あきる野市の秋川支流沿いでジョギングをしています。緑の豊かなコースなので、さまざまな生き物に出会います。

5月27日、いつものように走りながら、コースの途中にあるオタマジャクシがたくさんいる小さな湿地をのぞいてみると、何やら金色の物体が動いています。

そっと近づいてい見ると、それはなんと、金色か黄色の不思議な色のオタマジャクシでした。種類は、ヤマアカガエルでしょう。

アルビノのオタマジャクシ?

黒の色素、つまりメラニン色素が欠乏した、アルビノの個体かなと思ったのですが、よく見ると目が黒い。

これはアルビノではなく、通常の個体からなんらかの色素が欠乏して、この不思議な色になったのでしょう。

ジョギング中だったので、その場を去りました。

採集してみた

しかし、やはりあのオタマジャクシがカエルになったらどうなるのだろう?と気になり、採集するための網とプラケースを持って、再度、湿地に行ってみました。

現地について10秒。目立つ色をしたオタマジャクシを、あっさりと再度発見することができました。

さっそく採集。

黄金のオタマジャクシ

比較用に、近くにいた同サイズの通常のオタマジャクシも採集してきました。

カエルになったらどんな色になるのか?

以前、白いオタマジャクシをもらって飼育したことがあるのですが、その時は、カエルになったら色がうすめの普通の個体になってしまいました。が、今回のは、ぱっと見て明らかに変わった色をしています。

カエルの色彩変異個体は、意外とよく見つかります。カエルは、卵の数が種にもよりますが数千~数万も産むので、変わった個体が出る可能性も高いわけですね。