6月26日、27日と、東北地方遠征(福島、山形、新潟)に行きました。
蝶の道40年の達人である職場の上司が、今の時期の東北で、分布が限られている珍しいチョウ3種を撮影しに行くとのことで、僕も同行させてもらう運びとなりました。
遠征は現実から離れることができてとても楽しい。しかし両爬屋である以上、日本では両爬は種類が少ない上、本土ならだいたいどこに行っても同じような種類なので、地域限定種目的で遠征する機会があまりありません。ただ、日本各地のあらゆるフィールドを歩きたいと思っているので、遠征はしたい。
なので、地域限定の珍しい種を大義名分として掲げ、その傍ら両爬も狙う、というのが僕の遠征スタイルです。
そして今回、日本でも限られた場所でした生息しない蝶たちに会いに行くという、遠征の大義名分としては十分な目的をかかげ、出発したのでした。
~最初はヘビ偏~
まずはシマヘビ。栃木県産。オオヒカゲ(蝶)のいる自然公園で遭遇。
新緑の楓とともに、ジャパニーズスネークらしくきめてもらいました。普段は、遭遇してもコンデジで記録する程度ですが、
やはり赤く鋭い目つきは絵になります。
お次はアオダイショウ。シマヘビと同じ公園で遭遇したものですが、1m前後の亜成体に4匹ほど出会いました。いずれも道端でのんきに這っていました。写真ではいかにも穏やかそうな表情ですが、この公園の個体は気が荒く、捕まえるとすぐに攻撃してきました。人間と接する機会が多いからなのかわかりませんが、アオダイショウは性質に個体差、また環境による差があり、その他のヘビよりもそれが激しいように思えます。そのときの気温や湿度、個体の状態もあるでしょうけどね。
今回の旅でのヘビはこの最初のフィールドに出会った5匹で全て。遠征で出会うと、珍種でなくてもボルテージ上がりますね!!
~次は、里山の至宝というべき珍種の蝶たち~
オオヒカゲ。栃木県産。局所的に生息している希少な蝶だそうです。
こう写真で見ると、カブト獲りのときなどによくいる普通のジャノメチョウのように見えますが、大きさはアゲハ並みにあるので、インパクトあります。薄暗い林の藪などにいるので撮るにはブレやすく、さらに人が近づくとすぐに逃げるため、撮影するのが難しい蝶です。600mm相当レンズのロングレンジでなんとか記録^^;。
キマダラルリツバメ。福島県産。こちらも生息地は局所的で限られている。幼虫はアリとの共生で成長する。PM4:00くらいから活動するため、時間に合わせて現地入り。ツバメの名の通り大変すばやい蝶で、目で追うことすら難しい。4本の尾が特徴的。
キマルリの裏側。
チョウセンアカシジミ。山形や新潟など東北地方のごく一部の、トネリコの木にこの時期発生するSクラス貴重種。条例で厳重に保護され、卵を盗んだ逮捕者も出ているとか。地元の人に聞き、この蝶を守る会の会長さんに案内され、繁殖地に。
この蝶は、あまり飛ぶこともなく、近づいてじっくり観察することができました。ただ、なかなか羽を開かず、内側を撮ることはできませんでしたがね^^;
ここまでが今回のメインの種たち。
以降は、他に出会った生き物の記録などを紹介します。
クサガメ(福島県)。
アマガエル(新潟県)。
ツチガエル(山形県)
トウキョウダルマガエル(新潟県)
この地域はトノサマガエルの分布域でもありますが、今回の場合、残念ながら東ダルのようですね。
アカスジカメムシ。普通種ということですが、地元ではあまり見かけないです。アカスジキンカメムシと名前が混同しやすい。
夕食は喜多方ラーメン。
しょうゆラーメン
みそラーメン
喜多方ラーメンを始めて食べました。
感想としては、コクがあり、それでいてあっさりクセがない。細めんにはコシがあり・・
と、つまらない夕方ニュースのグルメリポーターみたいなコメントしてもしょうがないですが、
やはり、遠征のときは土地のものを食べておきたいです。
普段はコンビニなどで済ませてしまうのですが、数百円多く払って見聞が広がるならこっちのほうがおいしいしお得。
帰りの昼食のイナゴの佃煮。普通の人が食べればおいしいのでしょうけど、僕の場合イナゴを採集してペットの餌にする際、イナゴをたくさん入れた袋の中のイナゴ独特の草っぽいにおいが臭腺に染み付いているので、佃煮にされているとはいえ、イナゴ風味を敏感に感じてしまうのでした^^;
佃煮にはオナモミが混入していました。触ると、煮込まれて柔らかくなっておらず、自然状態と同等の強度を誇ってました
これは危ない^^;
シマヘビが
シマヘビがどうしても可愛く見れるのは洗脳でしょうか(汗)
目が赤オレンジで口元といい。
やっぱ人形に似ている・・・。
飼いたいと思う、餌以外は・・・。
やっぱ序々に洗脳が受けたのね・・・orz
ヤマカガシも可愛いと思うし・・・orz
ブログ仕様も変えたね^^
ご苦労様
なんか冬の周期で遊びに来ていると、凄い記事の量にビックリするよ;
夏場は毎日レベルに遊びにこないと駄目ね
エピ
洗脳されたか笑。僕が思うには女性のほうが洗脳されやすい気がする、爬虫類の。男性で爬虫類興味ない人は、最後までだめな人おおいけど、女は母性本能なのか、それともヘビの美へひかれるのか、最初嫌いでも不思議とはまってく人が多い気がする。
最初から好きな人は、男のほうがもちろんずっと多いけどね。
シマヘビは、どこにでもいるヘビだけど、僕は子供のころ一番好きな蛇だったよ。目つきが鋭くかっこいいからね。飼育すると、ちょっと神経質で捕まえたばかりだと人前では餌はなかなか食べないけど、人がいなくなるとすぐに食べたりするんだよね。また、子供のシマヘビは色が全然違い、とても綺麗。
今の時期は爬虫類が多い時期だからね!また真夏になると、ちょっと少なくなるかもだけど。
変なもんばかりあげているブログだけど、懲りずに見に着てね!
Unknown
栃木にいらしてたんですね!
ご連絡頂ければ、お迎えに上がりましたのに~w
枝の上で咬蛇姿勢、シマヘビらしくて最高です!
しかし「オオヒカゲ」は栃木歴33年の私でも、見たこと無いです。
アゲハサイズのジャノメチョウは、ちょっと恐いですが・・・w
Unknown
最初の1枚目と2枚目の写真素晴らしい。
毎度の事ながらそのまま図鑑にのせましょう(笑)
自分なんかフィールドで出会う確率すら低いのに
それをこう撮ってしまうあたり感動です。
グルメもまた遠征時の楽しみですよね。
自分も絶対にその土地の美味しいもの食べたいです。
最後のイナゴは自分もパスさせてください(笑)
みんなもやってみろよ!!
剃毛プレイやっちゃったーー!!ヽ(・∀・)ノ
ナオちゃん現役の看護師だから、ちん毛剃るのやたら上手かったし(笑)
フ ェ ラしてもらったけど、チョー敏感になってめちゃ気持ちいいぞ!!
こんな事でお金もらえるとか、この仕事まじ楽しすぎっすよ!!!!
http://uto.sirusiru.net/rprf5ex/
Unknown
アオダイショの写真がなんだかとっても魅力的ですーー(人●´∀`●)
なんでかな?
目がキラキラして見えて可愛いです
でもヒバさんには負けますけどねっ(笑)
最近はそこらじゅうでチビガエルが見れますねー●´ω`●
両爬好きにはたまらない…
両爬の季節ばんざーい
くろたまナイトさん
そういえばくろたまナイトさんは栃木の方でしたね!栃木は、そこそこ頻繁にいきますのでいつかお会いできるといいですね!
シマヘビは、この威嚇体制の前から見た姿がすきなんですよ~。真横からみてしまうと、せっかくの悪人顔が穏やかになってしまいますが、この頭を△にし、前から見ると、ほんとブチギレ顔になってカッコイイんですよね^^;
といっても、普段は頻繁に出会うので、全体を上から写した写真とかですが、遠征記念でシマの魅力的な角度からとってあげました。
オオヒカゲは地味な体色ですが、森林内をふわふわと蝶が飛び回る光景って、とても幻想的です。
たぶん地元の方もそう見る蝶じゃないんでしょうね。蝶屋と一緒にフィールドでなければ一生僕もお目にかかれなかったと思います笑
vampireさん
ヘビやカエルを撮る時、まあ普通に上から撮るのが、最もフィールドで見た状態に近く自然なのですが、きちんと撮りたいときは、やはり横や前から撮りたいものですよね。しかし、こいつらは大抵地べたに、しかもジメっとした地べたにいるので、撮る場合寝転がらなくてはいけないのが大変なんですよね^^;僕のNIKOND90は、バリアングル液晶でないし、そもそも液晶で撮るとAFが遅いのでファインダーをのぞかなくてはならないんですよね。
バリアングルはやっぱ欲しいですね^^;
僕は、まずい食べ物の食生活に対する耐性はかなり高く、普段どうしようもないものを食べて生きているので、旅行中もやはり食事を軽視してきたんですよね、今まで。ただ、そのまずいスーパーやコンビニの食料も、けして安くないし、土地の食べ物もそんなに高くないので、数百円上乗せしても、見聞広げるために食べたほうがいいなと最近は思ってます。
今週から石垣にまた行きますが笑、あちらも料理はおいしいので、食べてきたいと思います!
ぱいちんマンさん
そんなことをやっていないで、たまには大自然に出かけてみましょう。きっと、人生観変わりますよ。
マリモさん
アオダイショウの写真は、フラッシュに目が反射してキラキラしているんですね。写真趣味の人とかはフラッシュは焚かずに撮ることにこだわりますが、僕などは、結構目がウルウルになったりして、場合によってはいい感じで撮れたりして好きなんですよね。
漫画など、特に少女マンガとか萌えアニメとかの女の子キャラで、目の中に反射光の白い丸が目立つようかかれていることが多いですが、あれなんかも目を潤わせて、愛らしさを出しているのでしょうけど、同じことかもしれません。このアオダイショウも、なんか希望に満ちている顔してますね笑
マリモさんは、やはり涼しげな連中がお好きですものね^^ヒバは、とくにこの時期、見ているだけで涼しくなりそうですね。水のヘビだからというより、あの淡水魚的な地味な美ですね。
ヤマカガシなんかは、ちょっと暑苦しいイメージはありますがね笑。模様も、登場するフィールドも。
チビガエルは、今はヒキ、アカ、アマときてますね。もうすぐダルマですかね^^フィールドのときは踏まないようにせねば^^;