木曽路遠征


5月29日、30日、長野県王滝村に行きました。フィールド目的というわけではなく、MTBをやっている友人がレースに出るということで、せっかくだからとドライブがてら同行。ほぼ無計画で、現地に夕方につきテント泊、そして翌朝友人がレースに出て、僕はその間フィールドに行く、というおおざっぱな計画はありましたが。


村役場

王滝村は、全国市町村でもワースト3くらいの財政の厳しい村だそうです。一説には、あの夕張市以上とか。市町村合併に乗り遅れ、村営スキー場が失敗したことで財政がボロボロになっているとかで。

しかし、標高1000mの高地にある、大自然に恵まれた村で、美しい山々や青々とした清流、そして素朴な集落が大変魅力的な場所でした。
アウトドアスポーツ好きの間では、有名な場所でもあるそうです。

夕方ごろ現地につき、レース前日ということで、パーティのような説明会のようなイベントが行われてました。
僕は関係ないのですが、食事が出るということでちゃっかりお邪魔して、腹ごしらえをしました^^;

テント設営。標高が高く、東京では気温が低かったので心配でしたが、関東とは違いこちらは天気がよかったせいか
暖かかったです。

テントの中。いつも、ナイトフィールドの懐中電灯と化していた電池式ランタンが、やっと本来の役目を果たす。


アカハライモリ(水中)

フィールドは、周辺は山だらけであまり入っていける場所はないが、田んぼにはとにかくイモリが多い。東京でも生息地に繁殖地の夜にいけばそこそこの数は見れるが、こちらでは田んぼ中イモリだらけ。

イモリとアマガエル。

イモリの繁殖。昼夜かまわず、そこいら辺で行われていました。

イモリの黒焼き。
これが、道路に無数にありました。
それは、夏の暑い日にミミズが道路に出て大量に干からびているのと同じくらいの頻度で。
ここまでイモリの死体を多く見たことはなかったので、よほどこの場所はイモリに恵まれているということなのでしょう。

水の中だけでなく、草むらや土の上にもイモリが這っていました。
両生類や爬虫類は、本土であれば、どこに行ってもあまり代わり映えがしないですが、
個体数や生息の状態が違い、驚かされることもあり、やはり遠征の価値はあります。

シュレーゲルアオガエル。
このカエルは、声は非常によく聞こえるが、姿はなかなか見られなかったりします。泥に潜りながら鳴いていたりで。
しかし、春先はそうなのですが、時期が過ぎると、姿をよく見ることが多い気がします。


王滝村の風景


上の写真よりも、もう少し高いところにある田。
きちんと確認はできませんでしたが、トノサマガエル?らしきカエルが岸から飛び込みました。
シュレの可能性もありますが、ジャンプ力がとてもシュレのものとは思えないものでした。

近くに流れる王滝川は、ブルーで大変綺麗でした。

テント泊現場には、僕の大好きなピックアップトラックがありました。
車種はUSAトヨタのタンドラですかね。ピックアップは一見荷物がつめそうに思えますが、
むしろバンのほうが、後席を倒して荷室とつなげると、荷室が広大になるんですよね。トラックは外と中で分離しているので、
そうはいきませんし。汚れものをつむときぐらいしか実用性がなさそうなんですよね。
後席は狭いし、雨が降れば荷物を雨から守れないですし。
それでも、外見のかっこよさからピックアップは大好きです。

旅行に行ったときは、高速道路などで車ウォッチングするのが楽しかったりします。
渋滞のときの暇つぶしなんか最高ですね。今回も距離もあったし、珍車や、気になった車はいくつかすれ違いましたね。

光岡自動車・オロチ・・・上野原インター付近で遭遇。ヤマタノオロチをモチーフにした車で、ボンネットにウロコのような突起がならび、とにかく目立つ存在。この前、中国で注目されているなんて記事も見ましたが、目立ちたくない国民性の日本より、中国のほうがうけるかもしれませんね。

キャデラック・エスカレード・・・バカでかいオレンジ色の、圧倒される迫力のピックアップトラックでした。ほれぼれします^^

三菱・トライトン・・・日本で唯一現行販売するピックアップ。日本車とは思えないかっこよさで、珍車の範囲にはいる。ディーゼルでもう少し排気量小さければ、もっと需要があるのに、良い車なのに惜しい車。

ジープ各車・・・今回は自分と同じKJチェロキーには遭遇しませんでしたが、本格派ジープのラングラーはしばしば見かけました。やはりジープはどの車種も、独特のオーラを出していますね。

チョウ各種。

8件のコメント

Unknown
デジハンはすれ違った車も記録するようになったのか^0^
しかし、オロチに会うとは。
自分で欲しいとは思わないが、面白い会社の思いや夢のある商品は見てて楽しいな。

しかし、イモリだらけってのも凄いね。
黒焼き自体がまだ文化であるのかね、その地は。

そういえば、多摩川の源流というか、大本はどこらあたりなんだろうね?
山梨? まさか長野ではないと思うけど。しかし、方角的にそんなところから来てるよね、アノ川。 

Unknown
アオガエルは、本当に声ばっかりで姿見ないですね~。今日も、何度も樹を蹴っ飛ばしたりしたんですが、全然落ちてこないしw

車欲しいです~!
今乗ってるのは初期型のCR-Vなんですが、15万キロも近いので、そろそろバージョンアップも兼ねて♪
取り回しも4駆性能も積載性も、果ては燃費までバッチリなんですが、もうちょっと”足回り”のイイ、パワーのある奴が欲しいです!

そして、今日も「アオダイショウ」・・・。
他の奴・・・。
毒のある奴プリーズデス・・・。(汗)

Godspeedさん
オロチは初めてみましたね。かなりなインパクトでした。日本の車も一昔前と比べて、フォルムがセダンもミニバンもSUVもみんな似たような、家電製品的な形になってしまったので、ああいう会社にはがんばってもらいたいものですね。

イモリの黒焼きは、まだやっていそうな雰囲気の集落でしたね笑。山の奥の方なので周辺にはコンビにもないし、かなりの田舎でしたから。財政は大変なのでしょうけど、山村の魅力は後世に残って欲しいなあ。村長さんは自転車イベントにも挨拶にくるんですよね、活性化ですから^^;

多摩川は、先週の科学君で特集してましたね。身近な話題で面白かったです。たしか源流も山梨県って言ってましたね。トウキョウサンショウウオの生息地として我が青梅も出てましたし。多摩川の上流目指して登ったりしたら面白そうですね。ただ僕なんかもう年齢・体力的にきつそうですけど^^;

くろたまナイトさん
シュレアオは、小学生のときに旅行先の飛騨で木に止まっているやつを捕まえて、アマガエルと比較したその大きさと綺麗さにたいそう気に入った記憶があります。しかし、それ以来10年くらいシュレを野生で見なかった気がします。

CR-Vですか、いいですね!今のもかっこいいですが、個人的に初期のがすきですね。自然派は、CR-V、フォレスター、Xトレイル、RAV4とかが最もバランスがとれていてちょうど良いといえますよね。
ただ個人的に、次は4駆じゃなく車中泊を重きにおいてバンでえせキャンカーにしたいなとか思ってます。

マムシはこの時期だとあまり徘徊はしてないですよね^^;
生息の厚いところだと板の裏とかにいるものの、薄いところだとまったくですよね。
カエルなく夜の田んぼなんかではマムシが餌くいにきてますが夜の田んぼで活発化しているマムシって、ちょっと恐怖を感じますね^^;

Unknown
度々、失礼します。

今、丁度中古車情報見てまして、次は2代目のCR-Vにしようかとw
キャンピングカーは私もとても憧れてますが、使い勝手とか考えると、ハイエースとかで代用する方がイイかもですよね。

エサを求めて活性化した夜のマムシ・・・。
恐すぎです!
確率低くても、昼間がんばりますw

MTB
友人のレースはそっちのけでデジハン(笑)
さすがです。しかしテント泊がうらやましい。
自分ならコッヘルとバーナーもって行きたいですね。
趣旨が変わってしまっている(笑)
でもそれならデジハンももっと楽しめそうです。
本当の冒険家達はそんな感じですもんね。

でも夏のテント泊はきついです。

やっぱ焚き火を囲んで暖かいコーヒーを飲みながら・・・。
その時期だと爬虫類達は冬眠してるか(笑)

くろたまナイトさん
CRV乗り継ぎ、いいですね~同じ車種に愛着を持ってこだわって乗り継いでいくのはカッコイイと思います。自分の愛車を乗り捨てるのではなく、正統に進化してゆく。そして、その車種のことなら歴代車種含めて深く語れる・・・これくらいであるべきと思います。
そういう自分は、日産マーチ→TOYOTAセリカ→jeepチェロキーと、ジャンルからして超めちゃくちゃなんですが^^;

ハイエースもあこがれますね。中の広さは随一ですし。割り切った外見もいいですね。また、最近はポップアップルーフモデルのミニバンも復活しつつあり、今後が期待できそうです。

マムシは初秋なんかはたまに山道で見かけたりはしますが、なかなか遭遇ってのは難しいですよね

ちなみに僕は「マムシ注意!」って看板の場所で、マムシを見かけたことが一度たりともありません笑。

vampireさん
MTBは、前に少しやったのですが、帰った後のメンテの面倒さ、またさびないように物置に入れているので、そこから出す苦労、それらの理由から、ほとんど乗らなくなってしまいました^^;

テント泊はなかなか楽しいですね。特に周りに店がない山だと、事前の買出しのときに何を備えていくかが結構重要なので、それを考えるのが楽しく、買い忘れがあったときのショックがまた楽しい。
そして、野外での酒は最高ですね。

旅行も、前々から計画していくのもいいのですが、300km圏内くらいの近場であれば、なるべくなら無計画でフラっと旅に出たいので、そんなときにテントはいいですね。
夏は暑いですよね。網戸状態にすれば涼しいですが、キャンプ場だと落ち着かないのと、また朝目が早くさめてしまいますね。あとは、物取りにあうのが怖いですね。
宿・テント・車中泊をうまく組み合わせて、少しでも経済的、少しでも快適にすごせるようバランスを保つのが重要かもしれませんね