「自分の自然を持つ」ということ

近所の緑地にあるウメ

近所の小さな公園でも良いので、「自分の自然を持つ」ということが大事だと、日ごろ感じます。

徒歩で行けるほど、近い自然。

人間は、(地球の時間でいえば)つい先ほどまで自然の中で暮らしていました。生物としてのヒトは、他の動物と同じく、自然の中で暮らすように身体ができています。

文明での生活を初めてたかだか数百年ないし数千年。そのくらいでは、生物は進化しません。

僕は東京でも、都心から離れた地域に住んでいるので、10分も車や自転車を走らせれば、田んぼや川のある豊かな自然に行くことができます。

しかしそれとは別に、徒歩5分くらいで行ける「自分の自然」を持っています。

そこは図書館に隣接した緑地で、周囲は住宅地に囲まれています。しかし、意外と東京の住宅地の緑地公園には、あまり見られない生き物も棲息しています(キンランの自生など)。かつてこの一帯が里山だった頃の生き残りなのだろうか、などと、想像をめぐらせます。

そんな「自分の自然」でコンビニで買ったホットコーヒーを飲むのが、朝の始まり。

木々を見て、
鳥の声を聴き、
ひんやりとした空気を肌で感じ、
その空気をゆっくりと吸い込み、そして、
コーヒーを味わう…。

自然の中で五感を感じることで、思考から解放される。これにより頭がスッキリとし、逆に思考力が高まるのです。

どんな小さな自然でもよいので、毎日行けるような身近な自然を見つけることが、現代人には必要だと思います。